「森の賢者」とも言われるフクロウを、マンションで飼育したいと思ったことはないでしょうか。
フクロウはなんとなく賢そうに見え、また夜にホーホーと静かに鳴くイメージがあるものの、マンションで簡単に飼育できるペットではありません。
今回は、マンションでフクロウを飼育するときの注意点と問題点について解説します。
マンションでフクロウを飼育するときの注意点
マンションでフクロウを飼育するのであれば、まずはペット可のマンションを探す必要があります。
ペット可で気に入ったマンションが見つかったら、飼育が許可されているペットにフクロウが含まれているのかを確認してみてください。
ペット可のマンションでも、さまざまな理由でヘビ類・猿類・猛禽類などが飼育不可とされているケースが多いためです。
運よくフクロウの飼育を許可しているマンションが見つかった場合は飼育可能な数を確認し、その範囲内でフクロウを飼いましょう。
また、フクロウが自ら人間を襲うことはまずありませんが、驚いたときなどに鋭い爪やくちばしで人を攻撃するかもしれません。
マンションでフクロウを飼育するときには、部屋から決して逃げ出さないように注意してください。
マンションでフクロウを飼育するときの問題点
マンションでフクロウを飼うためにはさまざまな問題点を解決しなければなりませんが、とくに問題になりやすいのはエサやりでしょう。
フクロウは肉食のため、ネズミやヒヨコの生肉を自分でさばいてエサとして与える必要があります。
肉でいいなら鶏肉などをエサにすればよいのでは…と思うかもしれませんが、鶏肉などは栄養価が低いためフクロウのエサには適しません。
ネズミやヒヨコを人間の冷蔵庫に保管するのに抵抗がある場合には、専用の冷蔵庫が必要になるでしょう。
またフクロウはペリット(消化しきれなかった骨や羽毛のかたまり)を吐きだすため、その掃除も大変です。
犬や猫のようにトイレのしつけはできず、また肉食であるフクロウのフンはニオイが強いので、部屋が臭くなることも覚悟しておきましょう。
フクロウは静かなイメージに反して鳴き声が大きいため、部屋の防音対策もあらかじめ考えておく必要があります。
フクロウの寿命は小型種でも10~15年、大型種はもっと長いと言われています。
フクロウを飼うなら、これらの注意点と問題点を十分理解したうえで覚悟をもって飼うようにしてください。
まとめ
フクロウは犬や猫ほど人に慣れないため、ペット可マンションで飼育可能ではあるものの難易度が高いでしょう。
それでも飼うと決めたときには、責任をもって最後までしっかりお世話するようにしてください。
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