子供たちの成長に合わせて若い時に購入したマイホーム。
時が経つといずれ子供が独立して夫婦2人の生活になります。
そうなったら今後の住まいをどうするのか、大切な問題です。
総務省の家計調査では世帯主の年齢が60歳以上の2人以上世帯の持ち家率は2021年で90%を超えています。
夫婦とも健康で介護の必要もなければ住み慣れた自宅に住み続けることがまず候補になるでしょうか。
持ち家があり住宅ローンの返済も終わったシニア世代は「老後は住居費の負担は軽くなる。」と考えがちです。
ただし子供たちと一緒に暮らしていた大きな家は修繕費用もかかり持て余す場合もあります。
築年数が古くなると雨漏り対策等基礎的な工事だけでも費用がかさんできます。
それでも自宅に住み続けるのか、少し小さい家に住み替えるのか。
また介護が必要な状況になれば有料老人ホーム等の選択肢もあります。
費用や夫婦の健康状態を踏まえて元気なうちから早めに検討しておきたいものです。